“よしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
予章80.0%
余照20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちん郡の謝鯤しゃこんは病いによって官をめて、予章よしょうに引き籠っていたが、あるとき旅行して空き家に一泊した。
唐の薛調、姿貌端麗しぼうたんれいなり。人よんで生菩薩いきぼさつという。——衛玠また美容秀麗なり、予章よしょうにしたごうて都下にきたる。人聞きおよびて、観る者、道にふさがりてかきのごとし。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのころ裏の林は夕日にかがやいて、その最後の余照よしょうは山門の裏の白壁しらかべの塀にあきらかに照った。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)