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不具者
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ふぐしゃ
ふりがな文庫
“
不具者
(
ふぐしゃ
)” の例文
中
(
なか
)
には
片腕
(
かたうで
)
を
切
(
き
)
られ、また
両脚
(
りょうあし
)
を
切断
(
せつだん
)
されて
不具者
(
ふぐしゃ
)
になっているのもあります。そして
今夜
(
こんや
)
にも
死
(
し
)
にそうな
重
(
おも
)
い
病人
(
びょうにん
)
もありました。
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの化けものみたいな
不具者
(
ふぐしゃ
)
が、こんな美しい青年だなんて、まるで夢のようで、きゅうには信じることもできないのでした。
妖怪博士
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
父親
(
ちちおや
)
の
死後
(
しご
)
、
少年
(
しょうねん
)
は、
労働者
(
ろうどうしゃ
)
となって、
工場
(
こうじょう
)
に
働
(
はたら
)
きました。
運命
(
うんめい
)
は、いろいろに、もてあそんだ。
彼
(
かれ
)
は、
機械
(
きかい
)
に
触
(
ふ
)
れて、
不具者
(
ふぐしゃ
)
になりました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
芽
(
め
)
を
出
(
だ
)
したときから、
自然
(
しぜん
)
にいじめられてきた
山吹
(
やまぶき
)
は、ちょうど、
人間
(
にんげん
)
でいえば
不具者
(
ふぐしゃ
)
のように、なかなか
伸
(
の
)
びもしなければ、
大
(
おお
)
きくもなりませんでした。
親木と若木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
名誉欲
(
めいよよく
)
の
強
(
つよ
)
い
人
(
ひと
)
のことです。
私
(
わたし
)
も
上
(
うえ
)
からの
命令
(
めいれい
)
で、
戦争
(
せんそう
)
にやらされ、
生
(
う
)
まれもつかぬ
不具者
(
ふぐしゃ
)
となって
帰
(
かえ
)
りました。しかし、
自然
(
しぜん
)
は、いつ
見
(
み
)
ても
平和
(
へいわ
)
で
美
(
うつく
)
しい。
托児所のある村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「ああそうか、
私
(
わたし
)
が
出
(
で
)
てあおう。」といって、
金持
(
かねも
)
ちは、
玄関
(
げんかん
)
へ
出
(
で
)
ました。すると、
不具者
(
ふぐしゃ
)
は
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
年
(
とし
)
、たいそう
不景気
(
ふけいき
)
がきたときです。あわれな
不具者
(
ふぐしゃ
)
が、この
金持
(
かねも
)
ちの
門
(
もん
)
に
立
(
た
)
ちました。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
自分
(
じぶん
)
が
不具者
(
ふぐしゃ
)
だということも、
子供
(
こども
)
が、
不具者
(
ふぐしゃ
)
の
子
(
こ
)
だから、みんなにばかにされるのだろうということも、
父親
(
ちちおや
)
がないから、ほかにだれも
子供
(
こども
)
を
育
(
そだ
)
ててくれるものがないということも
牛女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
不具者
(
ふぐしゃ
)
ばかりでない、なかには、
働
(
はたら
)
けそうな
若者
(
わかもの
)
もありました。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“不具”で始まる語句
不具
不具物
不具車
不具根性
不具退転