“きょうだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
姉妹29.7%
兄妹26.8%
兄弟17.9%
姉弟12.8%
同胞6.9%
弟妹2.0%
鏡台1.7%
妹弟0.7%
義兄弟0.5%
兄弟姉妹0.2%
妹姉0.2%
姉達0.2%
橋台0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は炬燵にあたりながら、姉妹(きょうだい)の子供を眺めて、どうして自分の仕事を完成しよう、どうしてその間この子供等を養おう、と思った。
芽生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
九尺二間の星野門弥の家から大病人の目を盗んで刀を持出すことは何でもない、門弥兄妹(きょうだい)と嘉平太の睨み合いは町内で知らぬ者もない
小さい太郎は、兄弟(きょうだい)がなくてひとりぼっちだったからです。ひとりぼっちということは、こんなとき、たいへんつまらないと思います。
かぶと虫 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
血を分けた姉弟(きょうだい)にそういう考えを持たせるというのはよくよくのことですよ。のっぴきならぬ証拠が揃(そろ)いすぎるほど揃っていたのです。
暗黒星 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
随分一緒にもなって同胞(きょうだい)のようにしてたけど……してたというだけで、ただそれだけのものじゃないか、お前さんもよっぽど廻り気の人だね
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
長太郎の願書には、自分も姉や弟妹(きょうだい)といっしょに、父の身代わりになって死にたいと、前の願書と同じ手跡で書いてあった。
最後の一句 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
どうしたんだろうと変に思ったけれど、言われるままに私が鏡台(きょうだい)の前に座ると、髪結さんは、紅いてがらをかけた結綿(ゆいわた)を崩して高島田(たかしまだ)に結い上げたのです。
妹弟(きょうだい)の世話、床のあげさげが、次の妹へと順送りになると、煙草盆掃除から、客座敷の道具類の清ぶきになる間までに、庭掃除から、玄関掃除、門口に箒目を立てて往来の道路まで掃くこと
また、義兄弟(きょうだい)仲のくせして。——と兵卒たちが、守備をすてて、関羽、張飛のまわりへ立って聞いていると
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
世高の両親はとうに没くなって、他に兄弟姉妹(きょうだい)もないので、世高は何事も思いのままであった。彼は蘇州の我家へ帰るなり秀英と華燭の典をあげた。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そういうことを、貴女は自分で可笑(おか)しいと思わないんですか。前川と新子さんとが、普通の関係で、貴女方妹姉(きょうだい)までの面倒が見られますか。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
けれども私はそれは彼女の姉達(きょうだい)の見あやまりではなかろうかと思ってやまないのである。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
河中(かわなか)に岩石突兀(とっこつ)として橋を架ける便宜(よすが)が無いのと、水勢が極めて急激で橋台(きょうだい)を突き崩して了(しま)うのとで、少しく広い山河(やまがわ)には一種の籠(かご)を懸けて、旅人は其(そ)の両岸に通ずる大綱(おおづな)を手繰(たぐ)りながら
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)