“をんせんば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
温泉場66.7%
温泉塲33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど斯(か)ふ言ふのが温泉場(をんせんば)へ行(ゆ)く人(ひと)、海水浴場(かいすゐよくぢやう)へ行(ゆ)く人(ひと)乃至(ないし)名所見物(めいしよけんぶつ)にでも出掛(でかけ)る人(ひと)の洒落(しやれ)た口調(くてう)であるキザな言葉(ことば)たるを失(うしな)はない。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
温泉場(をんせんば)に普請(ふしん)でも有(あ)る時(とき)には、下手(へた)な大工(だいく)の真似(まね)もする。閑(ひま)な日(ひ)には鰌(どぜう)を掬(しやく)つて暮(くら)すだが、祖父殿(おんぢいどん)は、繁昌(はんじやう)での、藩主様(とのさま)さ奥御殿(おくごてん)の、お雛様(ひなさま)も拵(こさ)へさしたと……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
腰(こし)をだに掛(か)くる所もなく、唯両脚を以て躰(たい)を支(ささ)へて蹲踞(そんきよ)するのみ、躰上に毛氈(もうせん)と油紙とを被(かふ)れども何等(なんら)の効(こう)もなし、人夫に至(いた)りては饅頭笠(まんじうがさ)既(すで)に初日の温泉塲(をんせんば)に於て破(やぶ)れ
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
須原峠を越(こ)え湯(ゆ)の小屋(こや)に至(いた)り泊す、温泉塲(をんせんば)一ヶ所あり、其宿の主人は夫婦共に偶(たま/\)他業(たぎやう)して在(あ)らず、唯浴客数人あるのみ、浴客一行の為めに米(こめ)を炊(かし)ぎ汁(しる)を煮(に)且つ寝衣をも貸与(たいよ)す
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)