“やくりき”の漢字の書き方と例文
語句割合
藥力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美徳(びとく)も法(はふ)を誤(あやま)れば惡徳(あくとく)と化(くわ)し、惡徳(あくとく)も用處(ようしょ)を得(え)て威嚴(ゐげん)を生(しゃう)ず。此(この)孱弱(かよわ)い、幼稚(いとけな)い蕚(はなぶさ)の裡(うち)に毒(どく)も宿(よど)れば藥力(やくりき)もある、嗅(か)いでは身體中(からだぢゅう)を慰(なぐさ)むれども、嘗(な)むるときは心臟(しんざう)と共(とも)に五官(くわん)を殺(ころ)す。
ロミオ 二度(ど)と問(と)はれいでも話(はな)しませう。仇敵(かたき)の家(いへ)で酒宴(しゅえん)の最中(さいちゅう)、だまし撃(うち)に予(わし)に創(きず)を負(お)はした者(もの)があったを、此方(こち)からも手(て)を負(お)はした。二人(ふたり)の受(う)けた創(きず)は貴僧(こなた)の藥力(やくりき)を借(か)れば治(なほ)る。
然(さ)なくば此處(こゝ)で自害(じがい)すると半狂亂(はんきゃうらん)の面持(おもゝち)、是非(ぜひ)なく、自得(じとく)の法(はふ)により、眠劑(ねむりぐすり)を授(さづ)けましたところ、案(あん)の如(ごと)くに效力(きゝめ)ありて、死(し)せるにひとしき其(その)容態(ようだい)、手前(てまへ)其間(そのあひだ)に書状(しょじゃう)して、藥力(やくりき)の盡(つく)るは今宵(こよひ)