“ひやくしよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
百姓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本につぽんでもむかしから百姓ひやくしよう土地とちたがやしたり、やまくづれたりしたとき、ひょっこり石器せつき發見はつけんされたことが屡々しば/\ありましたが、むかしはそれらの石器せつき人間にんげんつくつたものとはおもはないで
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
仮成かなりに渡世相送り候に付、見懸人みかけにんに被仰付、年々に両度見懸銀少々宛上納奉仕居申所、此度戸籍マヽ製御取調に付、何卒百姓ひやくしように被仰付下候得者、重畳難有仕合に奉存候。
そのくらゐですからえだもおそろしくしげりひろがつてゐてあさ杵島岳きしまだけかくし、夕方ゆふがた阿蘇山あそさんおほつて、あたりはひるも、ほのぐらく、九州きゆうしゆう半分程はんぶんほど日蔭ひかげとなり、百姓ひやくしようこまいてゐたといひますが
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
それから貝塚かひづかぎには、貝殼かひがら見當みあたらぬけれどもやはり人間にんげん住居じゆうきよしたあとえて石器せつきやその遺物いぶつ土中どちゆうはさまつてゐるところがありまするし、またそれをその百姓ひやくしようかへ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)