“ひきつれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引連50.0%
痙攣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなれて追行おひゆく折柄をりから火附盜賊改ひつけたうぞくあらための組與力くみよりき笠原粂之進と云者手先兩人を引連ひきつれて今此所を通り掛りけるが文右衞門拔身ぬきみを振て久兵衞を追駈おひかけ行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引連ひきつれ深川萬年町に賣家うりいへかひ中島なかじま立石りふせきと改名して醫業をいとなみとせしにことほか繁昌はんじやう致し下男下女を置き妻と娘一人を相手に暫時しばし無事に消光くらしけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
始めけるが又隣座敷となりざしきに是も江の島へ參詣さんけいと見えて藝妓二三人を引連ひきつれ陽氣やうきに酒をのみたるに重四郎が同道どうだうしたる者皆々心安こゝろやすていにて彼是聲など懸合ふゆゑ樣子やうす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そばからのぞけば、かお痙攣ひきつれたり、つめたい脂汗あぶらあせにじたり、ぬるひと姿すがたけっしてよいものではございませぬが、実際じっさい自分じぶんんでると、それはおもいのほからく仕事しごとでございます。