“ばうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茫然65.9%
呆然24.4%
惘然9.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯うして茫然ばうぜんとして、暫時しばらく千曲川の水を眺めて居たが、いつの間にか丑松の心は背後うしろの方へ行つて了つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
さういふところよんどころなくすて置いていつか分る時もあらうと茫然ばうぜん迂遠うゑんな区域にとどおい
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
彼は呆然ばうぜんとそこに立つて居たが、舌打をして、その杖をみぞのなかへたたきつけると、すたすたと家へ這入つて行つた。
る日は書きつかへて机のまはりにむなしくたまつた原稿紙のくづを見詰めながら、深い疲れに呆然ばうぜんとなつてゐた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
勘次かんじうへむしろよこたへて、喪心さうしんしたやうに惘然ばうぜんとしてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじほとんど惘然ばうぜんとして急激きふげき變化へんくわた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)