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胷
ふりがな文庫
“胷”の読み方と例文
読み方
割合
むね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むね
(逆引き)
額を破り
胷
(
むね
)
を傷つけるのを
憚
(
はば
)
からずに敢て突進するの勇気を欠くものは、皆此の関所前で歩を横にしてぶらぶらして
終
(
しま
)
うのである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
谷間の
途極
(
ゆきとまり
)
にて
甕
(
かめ
)
に落たる
鼠
(
ねずみ
)
のごとくいかんともせんすべなく
惘然
(
ばうぜん
)
として
胷
(
むね
)
せまり、いかゞせんといふ
思案
(
しあん
)
さヘ出ざりき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
日本でも大安寺の
勝業
(
しょうごう
)
上人が水観を
成
(
じょう
)
じた時同じく石を投げ入れられて、これは
胷
(
むね
)
が痛んだという談があって、何も
希有
(
けう
)
な談でも何でもない。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
胷(むね)の例文をもっと
(3作品)
見る
胷
10画
“胷”を含む語句
胷中
胷形
胷乳
胷底
胷裏
“胷”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
幸田露伴