“はと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハト
語句割合
82.4%
鴿14.8%
波止0.7%
0.7%
波戸0.7%
覇圖0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たふうへにははとあそぶさうである。く。花屋敷はなやしきをのがれたざうたふしたきた。ざう寶塔はうたふにしてしろい。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、彼の苛立いらだたしさは彼にエホバの「殿みやに入りてその中にをる売買うりかひする者を殿みやより逐出おひだし、兌銀者りやうがへするものだい鴿はと売者うるもの椅子こしかけ
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
波止はとうえは、よろずやのばあやんに見つかるとうるさいから、やぶのとこぐらいにしようや」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「そうっとぬけだしてな、波止はとうえぐらいからいっしょになろう」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
宮内の命を恪守かくしゅして、先刻から昔の外濠、今は無名の流れのはとりに、老僕はただ一人、木の伐株きりかぶしりをかけていた。やがて老僕の眼の前に男二人女一人が現れた。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
おもひを馳せて遠きをのぞむ、壱岐の島煙波ふかく鎖し、近海の諸島——「加唐かから加部島かべしま波戸はと馬渡まだら
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
だい覇圖はと夢物語ゆめものがたり奉天城外ほうてんじやうぐわいつゆえてしまつたが、れい張作霖ちやうさくりん非常ひじやう麻雀好マアジヤンずきだつたとふ。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)