“ながらへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
存命66.7%
生存33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樂(たのし)みに此世に存命(ながらへ)べきや何卒(なにとぞ)妾(わたく)しへも自害(じがい)仰付られ度と願はれければ越前守是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
存命(ながらへ)し悩(なやみ)の夢の曲節(めろぢあ)も見るによしなみ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
存命(ながらへ)孝行の嫁(よめ)に苦勞をさせんよりは寧(いつそ)死(し)ぬるぞ増(まし)ならん今宵の留守を幸ひに首を縊(くゝつ)て死なんものと四邊(あたり)を探(さぐ)り廻りけるに不※(ふと)細帶(ほそおび)の手に障(さは)れば是幸ひと手繰寄(たぐりよせ)枕元(まくらもと)なる柱の根へ夜着(よぎ)布團(ふとん)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
我故に何時(いつ)迄か苦しめて世に存命(ながらへ)んよりはとて密(ひそか)に首を縊(くゝり)て死したりしに此姑に一人の娘ありて我が母を嫁の締殺(しめころ)したるならんと思ひ時の鎭臺(ちんだい)へ訴へ出けるに鎭臺不詮議(ふせんぎ)にて孝行なる嫁を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
二十年(ねん)生存(ながらへ)るか知(し)れぬが、朝夕(あさゆふ)、世界無比(せかいむひ)の海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)を目前(もくぜん)に眺(なが)めつゝも、終(つひ)には、此(この)絶島(ぜつたう)の鬼(おに)とならねばならぬのである。
電光艇(でんくわうてい)の活動(くわつどう)の原因(げんゐん)となるべき十二種(しゆ)の藥液(やくえき)は、何時(いつ)までかゝつても、此樣(こん)な孤島(はなれじま)では製造(せいざう)の出來(でき)るものでなく、また、他(た)から供給(きようきふ)を仰(あほ)ぐ事(こと)も恊(かな)はねば、吾等(われら)は爾後(このゝち)十年(ねん)生存(ながらへ)るか