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しよくぶん
ふりがな文庫
“しよくぶん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
職分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
職分
(逆引き)
私のいふ意味の、女親分、姐御の起つたはじめは——もとよりそれより前にも似た
職分
(
しよくぶん
)
はあつたであらうが——
男伊達
(
をとこだて
)
、
奴立
(
やつこだて
)
から來てゐる。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
内新好
(
ないしんかう
)
が『
一目
(
ひとめ
)
土堤
(
づゝみ
)
』に
穿
(
ゑぐ
)
りし
通
(
つう
)
仕込
(
じこみ
)
の
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
一連
(
いちれん
)
を云ふなれば、其
職分
(
しよくぶん
)
の
更
(
さら
)
に
重
(
おも
)
くして
且
(
か
)
つ
尊
(
たふと
)
きは
豈
(
あ
)
に
夫
(
か
)
の
扇子
(
せんす
)
で
前額
(
ひたひ
)
を
鍛
(
きた
)
へる
野
(
の
)
幇間
(
だいこ
)
の
比
(
ひ
)
ならんや。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
時
(
とき
)
に
方國沴氏
(
はうこくてんし
)
、
眞四角
(
まつしかく
)
な
先生
(
せんせい
)
にて、すなはち
明州
(
みんしう
)
の
刺史
(
しし
)
たり。
忽
(
たちま
)
ち
僧
(
そう
)
を
捕
(
とら
)
へて
詰
(
なじ
)
つて
曰
(
いは
)
く、
汝
(
なんぢ
)
何
(
なん
)
の
姓
(
せい
)
ぞ。
恐
(
おそ
)
る/\
對
(
こたへ
)
て
曰
(
いは
)
く、
竺阿彌
(
ちくあみ
)
と
申
(
まをし
)
ますと。
方國
(
はうこく
)
僧
(
そう
)
をせめて
曰
(
いは
)
く、
汝
(
なんぢ
)
職分
(
しよくぶん
)
として
人
(
ひと
)
の
迷
(
まよひ
)
を
導
(
みちび
)
くべし。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
我
(
わ
)
が
通
(
つう
)
仕込
(
じこみ
)
の
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
を
尊崇
(
そんすう
)
し其
利益
(
りやく
)
のいやちこなるを
欽仰
(
きんぎやう
)
し、其
職分
(
しよくぶん
)
をもて
重
(
おも
)
く
且
(
か
)
つ
大
(
だい
)
なりとなすは
能
(
よ
)
く
俗物
(
ぞくぶつ
)
を
教
(
をし
)
え
能
(
よ
)
く
俗物
(
ぞくぶつ
)
に
渇仰
(
かつがう
)
せらるゝが
故
(
ゆゑ
)
なり
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
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(3作品)
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