“しょうきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正金40.9%
蒋欽22.7%
小禽18.2%
償金4.5%
商均4.5%
鈔金4.5%
鎖金4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は正金しょうきん銀行支店長の松倉吉士まつくらきちじという方の宅へ招かれて、在留日本人の紳士紳商の方々のために一夕いっせきチベット談を致し
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
陳武、蒋欽しょうきんの二将は、小舟にのって、楓橋のうしろへ廻り、敵を挟撃したので、厳与げんよは支えきれず、呉城へ後退してしまった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
汝等なんじらつまびらかに諸の悪業あくごうを作る。あるい夜陰やいんを以て小禽しょうきんの家に至る。時に小禽すでに終日日光に浴し、歌唄かばい跳躍ちょうやくして疲労ひろうをなし、唯唯ただただ甘美かんび睡眠すいみん中にあり。汝等飛躍してこれをつかむ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
たといこれを拒絶きょぜつするも真実しんじつ国と国との開戦かいせんいたらざるは請合うけあいなりとてしきりに拒絶論きょぜつろんとなえたれども、幕府の当局者は彼の権幕けんまく恐怖きょうふしてただち償金しょうきんはらわたしたり。
幕府にてしもせき償金しょうきんの一部分を払うに際し、かねてたくわうるところの文銭ぶんせん(一文銅銭)二十何万円を売りきんえんとするに、文銭は銅質どうしつ善良ぜんりょうなるを以てその実価じっかの高きにかかわらず
今、しゅんより生まるといえども、舜の神は必ずや瞽の生むところにあらず。すなわち商均しょうきんの神は、また舜の育するところにはあらず。生育の前、もとより麤妙あるなり。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
爵位がたっとく、俸禄が厚いに係わらず、国に報ぜんことを思わないで、貪饕たんこうを務めて、鈔金しょうきん三百錠を受け、法をげて裁判をし、銀五百両を取って、理を非に枉げて良民を害したから
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
禍機かきんで鎖金しょうきん帳底ちょうていに向う
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)