鈔金しょうきん)” の例文
爵位がたっとく、俸禄が厚いに係わらず、国に報ぜんことを思わないで、貪饕たんこうを務めて、鈔金しょうきん三百錠を受け、法をげて裁判をし、銀五百両を取って、理を非に枉げて良民を害したから
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)