“しげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刺戟90.2%
刺激4.7%
刺撃2.9%
繁木0.7%
刺㦸0.4%
激戟0.4%
繁樹0.4%
馳撃0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は金魚の仔でもつまむようにしてそれを土管の口へ持って行くのである。彼は血の痰を見てももうなんの刺戟でもなくなっていた。
冬の日 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
いのないのというところは通り越している。すべての光景が文学的頭の矢野には、その刺激にたえられない思いがする、寒気がする。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
大人となった人の目は、もうからびて、殻が出来ている。余程強い刺撃を持ったものでないと、記憶に止まらない。
幼い頃の記憶 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
水枝照る繁木そのなかに。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
二、三十年間あらゆる階級の売女れ親しみ、取る年につれて並大抵の遊び方では満足しなくなって、絶えず変った新しい刺㦸を求めていた。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
まるでむかしの人情本にでもありそうな密夫の行動が、重吉には久しくれた夫婦同棲の生活とは変って、また別種の新しい刺㦸と興味とを催させるのであった。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
さういふよい影響へたのは、第一に、萬葉集しくされたことであります。それから學者文學者に、一足飛びに、よい激戟せられて、しい人々えてました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
その鋭い光を横ざまに暗い繁樹の間から投げる博物館の構内——牧草の生ひ繁るなかの小徑を、二人して無言で散歩すると、義雄は異樣な凄みと空想とにおぞが立つのをおぼえる。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
王これに乗じ、勁騎を以てってに出で、突入馳撃し、高煦の騎兵と合し、瞿能父子を乱軍のに殺す。平安は朱能と戦って亦敗る。南将兪通淵勝聚皆死す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)