“させ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
33.3%
指竿33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出して渡せばしかと懷中して則ち頭にさせくしを出し是はお前樣も知る通り我が爲に千金にもかへがたき母の紀念かたみにして片時もはなさず祕藏ひざうの品此櫛このくし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
させば傳兵衞も又すゝいで九助殿此傳兵衞も今は隱居いんきよしましたが先親方せんおやかた九郎右衞門殿の頃より懇意とは申ながら當年八十一歳で御座るいやばけも致さぬが何と九助殿江戸も私が若い時とはちがまし月にまし繁昌はんじやうで御座らう何とめづらしい事はないかなと云ふしほに九助はひざ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
させるがよきゆゑ箇樣々々かやう/\結納ゆひなふつくり明日遞與わたし變改へんがいなき樣致してと云れて忠兵衞こゝろ主個あるじが前を退まがると其まゝ長三郎が部屋へき先方がこと兩親りやうしんがこと萬事上首尾じやうしゆびなるよしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
させて置ながら又今となりあひたいとは如何にだますが商賣しやうばいでも餘りにおし強過つよすぎると取ても付ぬ挨拶に吉六暫時しばしあきれしが夫は長庵が一ぞん惡功わるだくみせし事ならん小夜衣さんにかぎつては其樣そんな御人じや御座りません早速さつそくかへつておいらんへ其御話しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
よしよし。お前に馬の指竿させとりを
グスコーブドリの伝記 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)