トップ
>
さくざつ
ふりがな文庫
“さくざつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
錯雑
94.1%
錯雜
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錯雑
(逆引き)
現実の発展はもっともっと複雑で、多元的な諸要因の
錯雑
(
さくざつ
)
した相互関係に立っていることを忘れてはならない。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
本堂内の光景 どこから形容してよいかどこからいい出してよいか分らん程
錯雑
(
さくざつ
)
して居るがなかなか立派です。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
さくざつ(錯雑)の例文をもっと
(16作品)
見る
錯雜
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
火
(
ひ
)
が
野茨
(
のいばら
)
の
株
(
かぶ
)
に
燃
(
も
)
え
移
(
うつ
)
つて、
其處
(
そこ
)
に
茂
(
しげ
)
つた
茅萱
(
ちがや
)
を
燒
(
や
)
いて
焔
(
ほのほ
)
が一
條
(
でう
)
の
柱
(
はしら
)
を
立
(
た
)
てると、
喜悦
(
よろこび
)
と
驚愕
(
おどろき
)
との
錯雜
(
さくざつ
)
した
聲
(
こゑ
)
を
放
(
はな
)
つて
痛快
(
つうくわい
)
に
叫
(
さけ
)
びながら
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
一足
(
ひとあし
)
森
(
もり
)
に
入
(
はひ
)
れば
劇
(
はげ
)
しく
叩
(
たゝ
)
く
太鼓
(
たいこ
)
の
音
(
おと
)
が、その
急
(
いそ
)
いで
遠
(
とほ
)
くへ
響
(
ひゞ
)
き
去
(
さ
)
るのを
周圍
(
しうゐ
)
から
遮
(
さへぎ
)
り
止
(
と
)
めようとして
錯雜
(
さくざつ
)
して
茂
(
しげ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
幹
(
みき
)
や
小枝
(
こえだ
)
に
打當
(
ぶツつか
)
つて
紛糾
(
こぐらか
)
つて
居
(
ゐ
)
るやうに
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
夜
(
よ
)
は
深
(
ふ
)
けて
居
(
ゐ
)
た。きろ/\きろ/\と
風船玉
(
ふうせんだま
)
を
擦
(
こす
)
り
合
(
あは
)
せる
樣
(
やう
)
な
蛙
(
かへる
)
の
聲
(
こゑ
)
が
錯雜
(
さくざつ
)
して
聞
(
きこ
)
えて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
さくざつ(錯雜)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
こみいり
こぐらか