“ごや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小舎32.8%
後夜32.8%
小屋24.1%
午夜6.9%
午後3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小舎こやそとてからも、まちなかあるいても、この軽業かるわざ小舎ごやらしている、ドンチャン、ドンチャンのおとみみについたのでした。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
本當ほんたうにおめえてえなもなねえよ、けえときから毎晩まいばん酩酊よつぱらつちや後夜ごやとりでもかまあねえうまひいけえつちやれるほどたゝいて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
すずめは、一銭銅貨いっせんどうかをくわえて、おおいそぎで水車すいしゃ小屋ごやの方へとんでいきました。このすずめは水車小屋ののきばにすんでいたのでありました。
落とした一銭銅貨 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
かたりをはるとき午夜ごやの時計ほがらかに鳴りて、はや舞踏の大休おおやすみとなり、妃はおほとのごもり玉ふべきをりなれば、イイダ姫あわただしく坐をちて、こなたへ差しのばしたる右手めての指に
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
寝帽ナイトキヤツプつけてまだ読む月の午後ごやしきり粉雪のけはひさらめく
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)