“ごじゆらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御入來50.0%
御入来50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打過うちすぎうち或時重四郎又入り來りけるに平兵衞は相手ほしやと思ふ折柄をりからなれば重四郎殿よくこそ御入來ごじゆらいありしぞ率々いざ/\一石參らんと碁盤ごばん引寄ひきよせ重四郎を相手あひてかこ茶菓子ちやぐわしなどを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天一坊樣へ日向守御目通おんめどほり致しぢき御伺おんうかゞひ申度儀御座候得ば明日御役宅迄やくたくまで天一坊樣に御入來ごじゆらいある樣とのおもむきなりとのべければ大膳はとく聞濟きゝすまし其段は一おううかゞひの上御返事おへんじに及び申べしと座を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ふみしめ徐々と出來る跡には役僧やくそう二人付そひ常にかはり行粧ありさまなりやがて門まで來り浪人にむか恭々うや/\しく是は/\山内先生には宜こそ御入來ごじゆらい成たりいざ御案内と先にすゝめ浪人らうにんおくする色なく引續ひきつゞいて隨ひ行ぬ扨此浪人の山内先生とは如何なる者といふにもと九條前關白殿下くでうさきのくわんぱくでんかの御家來にて山内伊賀亮やまのうちいがのすけしようせし者なり近年病身びやうしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
萱門かやもん押破おしやぶつて散々さん/″\下草したくさをおあらしになりましたとこ御胆力ごたんりき、どうも誠に恐入おそれいりました事で、今日こんにち御入来ごじゆらいなんともうもじつ有難ありがたことで、おほきにほまれに相成あひなります、何卒どうぞすみやかに此方これへ/\。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)