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このをとこ
ふりがな文庫
“このをとこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
此男
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此男
(逆引き)
甚
(
じん
)
之
助
(
すけ
)
もとより
吾助
(
ごすけ
)
贔負
(
びいき
)
にて、
此男
(
このをとこ
)
のこと一も十も
成就
(
じやうじゆ
)
させたく、
喜
(
よろこ
)
ぶ
顏
(
かほ
)
見
(
み
)
たさの一
心
(
しん
)
に、これまでの
文
(
ふみ
)
の
幾通
(
いくつう
)
も
人目
(
ひとめ
)
に
觸
(
ふ
)
れぬ
樣
(
やう
)
とヾこほり
無
(
な
)
く
屆
(
とヾ
)
け、
令孃
(
ひめ
)
の
心
(
こヽろ
)
も
知
(
し
)
らず
返事
(
へんじ
)
をと
責
(
せ
)
めしが
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
抑
(
そ
)
も
此男
(
このをとこ
)
は
父
(
ちゝ
)
の
死
(
しん
)
だ
後
(
あと
)
、
市街外
(
まちはづ
)
れに
在
(
あ
)
る
小
(
ちひ
)
さな
莊園
(
しやうゑん
)
を
承嗣
(
うけつい
)
だので、
此
(
この
)
莊園
(
しやうゑん
)
こそ
怠惰屋
(
なまけや
)
の
店
(
みせ
)
とも
謂
(
いひ
)
つべく、
其
(
その
)
白
(
しろ
)
い
壁
(
かべ
)
は
年古
(
としふり
)
て
崩
(
くづ
)
れ
落
(
お
)
ち、
蔦
(
つた
)
葛
(
かづら
)
思
(
おも
)
ふがまゝに
這纏
(
はひまと
)
ふた
門
(
もん
)
は
年中
(
ねんぢゆう
)
開
(
あけ
)
つ
放
(
ぱな
)
しで
閉
(
とぢ
)
たことなく
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
平岡は
酔
(
よ
)
ふに従つて、段々
口
(
くち
)
が多くなつて
来
(
き
)
た。
此男
(
このをとこ
)
はいくら酔つても、
中
(
なか
)
/\平生を離れない事がある。かと思ふと、大変に元気づいて、調子に一種の
悦楽
(
えつらく
)
を帯びて
来
(
く
)
る。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
このをとこ(此男)の例文をもっと
(6作品)
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このおとこ
これ