トップ
>
悦楽
ふりがな文庫
“悦楽”の読み方と例文
旧字:
悦樂
読み方
割合
えつらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えつらく
(逆引き)
それはこんな
淋
(
さび
)
しい
田舎暮
(
いなかぐら
)
しのような高価な
犠牲
(
ぎせい
)
を
払
(
はら
)
うだけの
値
(
あたい
)
は十分にあると言っていいほどな、人知れぬ
悦楽
(
えつらく
)
のように思われてくるのだった。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「じたい関東武者などは、物の値打ちも余暇の愉しみようも知らぬ不風流者。ひとつ彼らにもこの
悦楽
(
えつらく
)
を
頒
(
わ
)
かってやろう。——女狩りばかりが
能
(
のう
)
でもあるまい」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尤
(
もっと
)
も彼の場合、その遣る瀬なさは、自分の
悦楽
(
えつらく
)
が思うように
叶
(
かな
)
えられないと云うよりは、此の若い妻に申訳ないと云う気持から来る方が多いのではあったが、………
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
悦楽(えつらく)の例文をもっと
(7作品)
見る
“悦楽”の意味
《名詞》
悦楽(えつらく)
悦び、楽しむこと。そのような楽しみ。
(出典:Wiktionary)
悦
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“悦楽”の類義語
愉楽
喜び
悦び
“悦”で始まる語句
悦
悦喜
悦服
悦之進
悦治
悦気
悦々
悦賀
悦事
悦嘉
検索の候補
百果奇花供悦楽
百菓奇花供悦楽
法悦信楽
“悦楽”のふりがなが多い著者
葉山嘉樹
谷崎潤一郎
吉川英治
夏目漱石
国枝史郎
堀辰雄