“悦服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えっぷく83.3%
えつぷく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは孫権そんけんの地で、呉主すでに三世をけみしており、国は嶮岨けんそで、海山の産に富み、人民は悦服えっぷくして、賢能の臣下多く、地盤まったく定まっております。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
随分トコトンまで辛抱しておりましたが、腹の中では決して悦服えっぷくしていたわけではなく、機会さえあれば、百姓一揆その他の形で、随時随所にその不平を爆発させ
一つには官の平生の処置に悦服えつぷくして居なかつたといふ事情があつて、むしろ民庶は何様どんな新政が頭上づじやうに輝くかと思つたために
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)