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このゆゑ
ふりがな文庫
“このゆゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
是故
60.0%
所以
20.0%
此故
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是故
(逆引き)
是故
(
このゆゑ
)
に
上
(
かみ
)
の問題を反復して、「蘭軒が講じた神農本草経とはいかなる本か」と云ふに至つて、わたくしの以て難しとする所は始て明になるのである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
このゆゑ(是故)の例文をもっと
(3作品)
見る
所以
(逆引き)
所以
(
このゆゑ
)
に幽と顯と
六
に出で入りて、日と月と目を洗ふに
彰
(
あらは
)
れたまひ、
海水
(
うしほ
)
に浮き沈みて、神と祇と身を滌ぐに
呈
(
あらは
)
れたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
儛
(
まひ
)
を列ねて
賊
(
あた
)
を
攘
(
はら
)
ひ、歌を聞きて仇を伏しき。すなはち夢に
覺
(
さと
)
りて神祇を
敬
(
ゐやま
)
ひたまひき、
所以
(
このゆゑ
)
に賢后と
稱
(
まを
)
す
一〇
。烟を望みて黎元を撫でたまひき、今に聖帝と傳ふ
一一
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
このゆゑ(所以)の例文をもっと
(1作品)
見る
此故
(逆引き)
此故
(
このゆゑ
)
に
当世
(
たうせい
)
の
文学者
(
ぶんがくしや
)
は
口
(
くち
)
に
俗物
(
ぞくぶつ
)
を
斥罵
(
せきば
)
する事
頗
(
すこぶ
)
る
甚
(
はなは
)
だしけれど、
人気
(
じんき
)
の
前
(
まへ
)
に
枉屈
(
わうくつ
)
して其
奴隷
(
どれい
)
となるは
少
(
すこ
)
しも
珍
(
めづ
)
らしからず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
此故
(
このゆゑ
)
に
腥
(
なまぐさ
)
き
血
(
ち
)
の
臭
(
にほひ
)
失
(
う
)
せて
白粉
(
おしろい
)
の
香
(
かをり
)
鼻
(
はな
)
を
突
(
つ
)
く
太平
(
たいへい
)
の
御代
(
みよ
)
にては
小説家
(
せうせつか
)
即ち
文学者
(
ぶんがくしや
)
の
数
(
かず
)
次第々々
(
しだい/\
)
に
増加
(
ぞうか
)
し、
鯛
(
たひ
)
は
花
(
はな
)
は
見
(
み
)
ぬ
里
(
さと
)
もあれど、
鯡
(
にしん
)
寄
(
よ
)
る
北海
(
ほつかい
)
の
浜辺
(
はまべ
)
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
このゆゑ(此故)の例文をもっと
(1作品)
見る
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