“こうぐわい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口外66.7%
郊外33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかひし事必らず口外こうぐわいなすべからずと吉平へもかた口止くちどめして濟し居たりしがたれる者もなく其年もはや十二月となりて追々おひ/\年貢ねんぐの上なふ金を下作したさくよりあつめけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これより以後いご一生いつしやう五十ねん姫樣ひめさまにはゆびもさすまじく、まし口外こうぐわいゆめさらいたすまじけれど、かねゆゑぢるくちにはあらず、此金こればかりはとおそれげもなく、つきもどしてさてつくづくとびけるが、歸邸きていそのまヽ暇乞いとまごひ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
申立べし如何してよからんやと大息おほいきついて言けるにぞ女房は聞て大いに驚怖おどろき長庵にあうた話しは容易よういならざる事故決して口外こうぐわいはなさるなと豫々かね/″\おまへに言置しに何故然樣さやうなる一大事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殘らず差し出だしければ彼の役人どもは其の金子きんすを請取り此の事決して口外こうぐわい致すまじと申渡し何國ともなく立去けりされば文藏夫婦は役人の後影を伏拜み實に有難き御慈悲じひなり然ながら我々身延山を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そして、家の中での人ぶつ撮影さつえいは、いふまでもなく日よう日には可成かなおもいそれの鞄をかついで郊外こうぐわい撮影さつえいに行く。