“ぎやうてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仰天85.7%
曉天14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはなんとせしことれるやうな新紙幣あたらしきをばかり、其數そのかずおよそ二十もかさねてうへに一つうらうるより仰天ぎやうてんおもひにりて、むね大波おほなみごとく、さてこそ子細わけありけれとくるふて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さと言葉ことばらぬも、こひにはをんなさかしうして、そでたもとおほひしが、月日つきひつまゝ、つるはさすがにとしこうおのかしらいろふ、むすめちゝいろづきけるに、總毛そうげふるつて仰天ぎやうてんし、あまね掻搜かきさがして
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
金のはいるのは昔から曉天ぎやうてんの星のやうで、花川戸はなかはどの長兵衞をはじめさうした人たちは、人間としても一人物であり條理もわかりさうだが、そのほか、野晒悟助のざらしごすけのやうに
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)