“かいめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晦冥72.7%
改名6.8%
晦瞑6.8%
会盟4.5%
開明4.5%
晦明2.3%
晦暝2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々は生れてこの方、まだこれほどまでに凄絶な音響も、またこれほどまでに晦冥(かいめい)を極めた海洋の凄まじさにも接したことがなかった。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
委(くは)しく聞置ざりし事然れども彼方にても今は何と改名(かいめい)せし位の事は話しも有べき筈(はず)なるに夫等に氣の付ぬとは餘り迂濶(うくわつ)なりし那(あ)れ程までに馬喰町を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
山頂の天地晦瞑(かいめい)の雪嵐(ゆきあらし)の中で二冬を過(すご)し、やっと研究装置を完成した助教授のI君は、手塩にかけた器械の無惨な姿を見て、ぼろぼろと涙をこぼしたそうである。
硝子を破る者 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
この一夕(いっせき)のことを、後の史家は「越水(おちみず)の会盟(かいめい)」といって、以後、関ヶ原戦後にまでつづいた豊臣家と上杉家との金石(きんせき)の盟約(ちかい)は、実に、この時、両者のあいだに結ばれたものだといわれている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
文化(ぶんくわ)とか開明(かいめい)とかの餘光(よくわう)に何事(なにごと)も根(ね)から葉(は)から堀(ほり)かへして百年(ねん)千年(ねん)むかしの人(ひと)の心(こヽろ)の中(なか)まで解剖(かいばう)する世(よ)に、これを職掌(しよくしよう)の醫道(いだう)の妙(めう)にも我(わ)が天授(てんじゆ)の齡(よは)ひは何(ど)うもならず、學士(がくし)札幌(さつぽろ)へ趣(おもむ)きし歳(とし)の秋(あき)
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この二人が勝ちと負けの刹那を現出した時は、どんな悲惨と歓喜の晦明(かいめい)がはっきりと両者を区別して見せたであろう。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ですから、天地はやはり晦暝(かいめい)という気持を如何(いかん)ともすることはできません。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)