“会盟”の読み方と例文
読み方割合
かいめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
織田の群臣が一驚いっきょうきっしたのは、この会盟かいめいが行われたすぐ翌日、元康は、今川領のかみごうの城を攻め、城主の鵜殿長照うどのながてるを斬って、もう陣頭の人となっていたことであった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この一夕いっせきのことを、後の史家は「越水おちみず会盟かいめい」といって、以後、関ヶ原戦後にまでつづいた豊臣家と上杉家との金石きんせき盟約ちかいは、実に、この時、両者のあいだに結ばれたものだといわれている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくて、この日の会盟かいめいは、一夕いっせきのまに、果された。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)