“盟約”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいやく60.0%
ちかい20.0%
ちかひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……しかし、清原。俺には分らん。……君は親友との盟約めいやくを裏切ってまでも、この計画から逃げ出したいって云うのか?
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
白雪 うば、どう思うても私はく。剣ヶ峰へ行かねばならぬ。鐘さえなくば盟約ちかいもあるまい……皆が、あの鐘、取って落して、微塵みじんになるまで砕いておしまい。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
はやく日をえらみて三五聘礼しるしれ給へと、あながちにすすむれば、盟約ちかひすでになりて、井沢にかへりごとす。やが聘礼しるしを厚くととのへて送りれ、三六よき日をとりて婚儀ことぶき三七もよほしけり。