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盟約
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めいやく
ふりがな文庫
“
盟約
(
めいやく
)” の例文
……しかし、清原。俺には分らん。……君は親友との
盟約
(
めいやく
)
を裏切ってまでも、この計画から逃げ出したいって云うのか?
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
当家の家老官兵衛を、そちらへ使者としてさし向けたが、この者は由来強硬なる織田方の
執心者
(
しゅうしんしゃ
)
故、この者あるうちはとかく毛利家とも
尊兄
(
そんけい
)
との
盟約
(
めいやく
)
も
遂行
(
すいこう
)
いたし難い。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、喬之助が四谷をさして宙を飛ぶと同時に、お絃は、かねて右近と
盟約
(
めいやく
)
を結んだ釣魚狂いの魚心堂先生をも
頼
(
たの
)
み込み、二人その足で喬之助の後を追って四谷へ……。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
右
(
みぎ
)
七
人
(
にん
)
の
者共
(
ものども
)
天一坊
身分
(
みぶん
)
聢
(
しか
)
と
相糺
(
あひたゞ
)
さず
主從
(
しうじう
)
の
盟約
(
めいやく
)
を致し候
段
(
だん
)
不屆
(
ふとゞき
)
の致し
方
(
かた
)
に付中追放申付る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その間に、秀吉は、却って、越後の上杉
景勝
(
かげかつ
)
へむかって、積極的に
盟約
(
めいやく
)
をうながしていた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「うむ。
盟約
(
めいやく
)
の
証
(
しょう
)
じゃ」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その原因は、同志の
盟約
(
めいやく
)
を守って、江戸表へ下向の目的を、父母にも、家族にも、一言も
洩
(
も
)
らすまいと固く秘して、ただ、仕官の口を求めに行くというので、その言葉を信じた七郎左衛門が
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“盟約”の意味
《名詞》
盟約(めいやく)
固く誓って約束をすること。その約束。
(出典:Wiktionary)
盟
常用漢字
小6
部首:⽫
13画
約
常用漢字
小4
部首:⽷
9画
“盟約”で始まる語句
盟約締結