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盟約
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ちかい
ふりがな文庫
“
盟約
(
ちかい
)” の例文
白雪
姥
(
うば
)
、どう思うても私は
行
(
ゆ
)
く。剣ヶ峰へ行かねばならぬ。鐘さえなくば
盟約
(
ちかい
)
もあるまい……皆が、あの鐘、取って落して、
微塵
(
みじん
)
になるまで砕いておしまい。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この
一夕
(
いっせき
)
のことを、後の史家は「
越水
(
おちみず
)
の
会盟
(
かいめい
)
」といって、以後、関ヶ原戦後にまでつづいた豊臣家と上杉家との
金石
(
きんせき
)
の
盟約
(
ちかい
)
は、実に、この時、両者のあいだに結ばれたものだといわれている。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
姥 もし、お前様、その浅ましい人間でさえ、約束を堅く守って、五百年、七百年、
盟約
(
ちかい
)
を忘れぬではござりませぬか。盟約を忘れませねばこそ、朝六つ暮六つ丑満つ、と三度の鐘を
絶
(
たや
)
しませぬ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“盟約”の意味
《名詞》
盟約(めいやく)
固く誓って約束をすること。その約束。
(出典:Wiktionary)
盟
常用漢字
小6
部首:⽫
13画
約
常用漢字
小4
部首:⽷
9画
“盟約”で始まる語句
盟約締結