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晦瞑
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かいめい
ふりがな文庫
“
晦瞑
(
かいめい
)” の例文
銀河の星の数ほど、隅田川にあつまった涼み船の灯を、一瞬に吹き荒らして、
晦瞑
(
かいめい
)
の濁流としてしまったあの夜の嵐は怖ろしかった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山頂の天地
晦瞑
(
かいめい
)
の
雪嵐
(
ゆきあらし
)
の中で二冬を
過
(
すご
)
し、やっと研究装置を完成した助教授のI君は、手塩にかけた器械の無惨な姿を見て、ぼろぼろと涙をこぼしたそうである。
硝子を破る者
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
「またぞろ天地
晦瞑
(
かいめい
)
、雷鳴、稲妻、竜巻、
颶風
(
ぐふう
)
というわけですな!」
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
晦
漢検準1級
部首:⽇
11画
瞑
漢検1級
部首:⽬
15画
“晦”で始まる語句
晦
晦日
晦冥
晦渋
晦庵
晦冥国
晦暝
晦顕
晦其
晦滞