“おねが”の漢字の書き方と例文
語句割合
御願100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これやモウほどなく十になるがせきとまつてつていのかの、かへるならばかへらねばるまいぞといておやかほむすめ今更いまさらのやうに見上みあげて御父樣おとつさんわたくし御願おねがひがあつてたので御座ござります
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
らぬのお八重やへ素振そぶさつせずどく我身わがみ大事だいじにかけるとてゆるほど心配しんぱいさせし和女そなたなさけわすれぬなりりながら如何いかほどくしてくるゝともなるまじきねがひぞとは漸〻やう/\斷念あきらめたりそれにつきてまたべつ父樣と さまはゝさまへの御願おねがひあれどかたなり和女そなたなりになげきを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)