“おとろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オトロ
語句割合
95.6%
1.1%
1.1%
衰弱1.1%
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしあひはんした放縱はうじう日頃ひごろ自然しぜん精神せいしんにも肉體にくたいにも急激にはか休養きうやうあたへたのでかれ自分じぶんながら一はげつそりとおとろへたやうにもおもはれて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しとる間に、もう、これじゃ。女子の心ちゅうもんは、おとろしいのう。女子は魔物じゃ
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
また曰く、「その鬼おとろえず、その魂疲れず。一心定まりて万物服す」と
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
追々惰気だきを催して来、しかも思い切って心を許し、眠に入ることが出来なかったので、身心次第に疲労つか衰弱おとろえて、戦意とみに失われ、退陣したいものと思うようになった。
赤坂城の謀略 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
みんながもどすだらうとおもつて、あいちやんがあとかへつてると、おとろくまいことか、みんなで急須きふすなか福鼠ふくねずみまうとしてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)