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おとろへ
ふりがな文庫
“おとろへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
衰
57.1%
衰弱
28.6%
衰頽
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衰
(逆引き)
齢
(
よはひ
)
はなほ六十に遠けれど、
頭
(
かしら
)
は
夥
(
おびただし
)
き
白髪
(
しらが
)
にて、長く生ひたる
髯
(
ひげ
)
なども六分は白く、
容
(
かたち
)
は
痩
(
や
)
せたれど
未
(
いま
)
だ老の
衰
(
おとろへ
)
も見えず、
眉目温厚
(
びもくおんこう
)
にして
頗
(
すこぶ
)
る
古井
(
こせい
)
波無きの風あり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おとろへ(衰)の例文をもっと
(4作品)
見る
衰弱
(逆引き)
身のいたき
衰弱
(
おとろへ
)
や。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
おとろへ(衰弱)の例文をもっと
(2作品)
見る
衰頽
(逆引き)
大人びた風の校長は、まだ筋骨の
衰頽
(
おとろへ
)
を感ずる程の年頃でも無いが、妙に遊戯の嫌ひな人で、殊に若いものゝ好な庭球などゝ来ては、昔の東洋風の
軽蔑
(
けいべつ
)
を起すのが癖。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
何もかも——
錆
(
さび
)
を帯びた
金色
(
こんじき
)
の仏壇、生気の無い
蓮
(
はす
)
の
造花
(
つくりばな
)
、人の空想を誘ふやうな
天界
(
てんがい
)
の
女人
(
によにん
)
の壁に
画
(
か
)
かれた
形像
(
かたち
)
、すべてそれらのものは
過去
(
すぎさ
)
つた時代の
光華
(
ひかり
)
と
衰頽
(
おとろへ
)
とを語るのであつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
おとろへ(衰頽)の例文をもっと
(1作品)
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すい
すた
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つかれ