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おとろえ
ふりがな文庫
“おとろえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
衰
50.0%
落潮
25.0%
衰頽
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衰
(逆引き)
手のつけようがなくって身の
衰
(
おとろえ
)
をいい立てに一日延ばしにしたのじゃが三日
経
(
た
)
つと、兄を残して、
克明
(
こくめい
)
な
父親
(
てておや
)
は股引の
膝
(
ひざ
)
でずって、あとさがりに玄関から土間へ、
草鞋
(
わらじ
)
を
穿
(
は
)
いてまた
地
(
つち
)
に手をついて
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おとろえ(衰)の例文をもっと
(2作品)
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落潮
(逆引き)
そこでは美しいものに
落潮
(
おとろえ
)
もなく、滅びるものに
昇潮
(
あげしお
)
も来ない
心のゆくところ(一幕)
(新字新仮名)
/
ウィリアム・バトラー・イエイツ
(著)
おとろえ(落潮)の例文をもっと
(1作品)
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衰頽
(逆引き)
友達に別れると、
遽然
(
にわかに
)
相川は気の
衰頽
(
おとろえ
)
を感じた。和田倉橋から一つ橋の方へ、
内濠
(
うちぼり
)
に添うて
平坦
(
たいら
)
な
道路
(
みち
)
を帰って行った。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おとろえ(衰頽)の例文をもっと
(1作品)
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