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克明
ふりがな文庫
“克明”の読み方と例文
読み方
割合
こくめい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくめい
(逆引き)
平次は
克明
(
こくめい
)
に二度目の調べを始めたのです。その後から
胡散
(
うさん
)
の鼻をふくらませて、弁慶の小助がついて来たことは言うまでもありません。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
四十格好の
克明
(
こくめい
)
らしい
内儀
(
かみ
)
さんがわが事のように
金盥
(
かなだらい
)
に水を移して持って来てくれた。葉子はそれで
白粉気
(
おしろいけ
)
のない顔を思う存分に冷やした。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
(お春の癖で、こう云う話をする時は一々その人の口調を真似て、当時の会話を
克明
(
こくめい
)
に再演して見せるのである)
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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(17作品)
見る
“克明”の意味
《名詞》
克明(こくめい)
細かいところまで丹念で詳細なこと。また、そのようなさま。
素直であること。実直であること。
明らかであること。
(出典:Wiktionary)
克
常用漢字
中学
部首:⼉
7画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
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