“克々”の読み方と例文
読み方割合
よく/\100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手に取(とり)克々(よく/\)見て其方の名前は山内伊賀亮かと尋(たづ)ねられしに如何にも左樣なりと答ふ越前守推返(おしかへ)して伊賀亮なりやと問ひ扨改めて伊賀亮といふ文字(もじ)は其方心得て附たるや又心得ずして附たるやと尋(たづ)ねらるゝに山内その儀如何にも心得あつて附(つけ)し文字なりと答ふ越前守また心得有て附たりと有ば尋る仔細あり此亮(このすけ)と云(いふ)文字は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
割(わり)たるが如きのみか御音聲迄(おんじやうまで)も其儘なり是(これ)御親子に相違なき證據ならずや今一應將軍へ御伺(うかゞ)ひ下されたし克々(よく/\)御勘考(かんかう)遊ばされなば屹度御覺有べしと述れば越前守は大音に伊賀亮默(だま)れ天一坊の面體よく將軍御幼年(えうねん)の御面部に似しのみならず音聲まで其の儘とは僞(いつは)り者め其方紀州家の浪人ならばいざ知ず九條家の浪人(らうにん)にて將軍の御音聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)