“克巳”の読み方と例文
読み方割合
かつみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのよく日、町の子の克巳かつみは、なすや、きゅうりや、すいかを、どっさりおみやげにもらって、町の家に帰っていったのでした。
いぼ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
この兄弟の家へ、町から、いとこの克巳かつみが遊びにきたのは、きょ年の夏休みのことでした。克巳は、松吉と同い年の、小学校五年生でした。
いぼ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
小平さんは、きょうは親方おやかたもおかみさんも、金光教こんこうきょうのなんとやらへいっていない、克巳かつみちゃんもまだ学校から帰ってこない、といいました。
いぼ (新字新仮名) / 新美南吉(著)