“すいじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
衰弱52.9%
垂迹23.5%
垂跡23.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもかった、はは病気びょうきもおいおいにいいほうへとかいましたけれど、衰弱すいじゃくしきったものはもとのごとく元気げんきになるには、手間てまがとれたのであります。
新しい町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
富士の権現は信濃の国浅間あさま大神と、一神両座の垂迹すいじゃくと信ぜられていたところから、浅間菩薩せんげんぼさつともいい、富士浅間せんげん菩薩とも呼んだりしたが、本元の浅間あさま山の方は、一の鳥居があるだけで、御神体は
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
一度この鐘楼に上ったのであったが、じるに急だし、汗には且つなる、地内はいずれ仏神の垂跡すいじゃくに面して身がしまる。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)