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形像
ふりがな文庫
“形像”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたち
50.0%
すがた
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたち
(逆引き)
何もかも——
錆
(
さび
)
を帯びた
金色
(
こんじき
)
の仏壇、生気の無い
蓮
(
はす
)
の
造花
(
つくりばな
)
、人の空想を誘ふやうな
天界
(
てんがい
)
の
女人
(
によにん
)
の壁に
画
(
か
)
かれた
形像
(
かたち
)
、すべてそれらのものは
過去
(
すぎさ
)
つた時代の
光華
(
ひかり
)
と
衰頽
(
おとろへ
)
とを語るのであつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
形像(かたち)の例文をもっと
(1作品)
見る
すがた
(逆引き)
声を掛けて、呼掛けて、しかも聾に、
大
(
おおき
)
な声で、
婦
(
おんな
)
の口から言訳の出来る事らしくは思われない。……
吹降
(
ふきぶり
)
ですから、御坊の
頭陀袋
(
ずだぶくろ
)
に、今朝は、
赤神
(
しゃくじん
)
の
形像
(
すがた
)
の
顕
(
あらわ
)
れていなかった事は、無論です。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
形像(すがた)の例文をもっと
(1作品)
見る
“形像”の意味
《名詞》
仏や菩薩、人などの姿形を象った画像や彫像。
形作ること。像を結ぶこと。
(出典:Wiktionary)
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
像
常用漢字
小5
部首:⼈
14画
“形”で始まる語句
形
形相
形見
形状
形骸
形容
形代
形跡
形成
形式
“形像”のふりがなが多い著者
島崎藤村
泉鏡花