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鷸
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しぎ
ふりがな文庫
“
鷸
(
しぎ
)” の例文
鷸
(
しぎ
)
の
嘴
(
くちばし
)
のように長い鼻とがくっついているさまは、まるで風見の
鶏
(
とり
)
が、彼の細い首のうえにとまって、風の吹く方向を告げているようだった。
スリーピー・ホローの伝説:故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
田
(
た
)
に
棲
(
す
)
むもの、野に
棲
(
す
)
むもの、
鷸
(
しぎ
)
は四十八
品
(
ひん
)
と称し
候
(
そろ
)
とかや、僕のも
豈夫
(
あにそ
)
れ
調
(
てう
)
あり、
御坐
(
ござ
)
います
調
(
てう
)
あり、
愚痴
(
ぐち
)
ありのろけあり花ならば
色々
(
いろ/\
)
芥
(
あくた
)
ならば
様々
(
さま/″\
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
但し是等は
食
(
くら
)
うべからず即ち
鵰
(
わし
)
、
黄鷹
(
くまたか
)
、
鳶
(
とび
)
、
鸇
(
はやぶさ
)
、
鷹
(
たか
)
、黒鷹の
類
(
たぐい
)
、
各種
(
もろもろ
)
の
鴉
(
からす
)
の
類
(
たぐい
)
、
鴕鳥
(
だちょう
)
、
梟
(
ふくろ
)
、
鴎
(
かもめ
)
、
雀鷹
(
すずめたか
)
の
類
(
たぐい
)
、
鸛
(
こう
)
、
鷺
(
さぎ
)
、白鳥、
鸅鸆
(
おすめどり
)
、大鷹、
鷀
(
う
)
、
鶴
(
つる
)
、
鸚鵡
(
おうむ
)
の
類
(
たぐい
)
、
鷸
(
しぎ
)
および
蝙蝠
(
こうもり
)
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ハンティ※グに雪の
粉
(
こな
)
をつけて、さも殊勝らしく、鶫、
鷸
(
しぎ
)
、それに山鳩に似た雉なんか腰にぶら下げたH・Hが、四分の二と四分の三拍子をかたみに組みあはせた
Redowa
(
レドワ
)
の足どりで
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
わが若鷲は
琴柱尾
(
ことぢを
)
や胸に
文
(
あや
)
なす
鷸
(
しぎ
)
の
斑
(
ふ
)
の
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
つまどひの
京
(
きやう
)
をんな
鷸
(
しぎ
)
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
鷸
(
しぎ
)
にありては
百羽掻也
(
もゝはがきなり
)
、僕にありては
百端書也
(
もゝはがきなり
)
月
(
つき
)
や
残
(
のこ
)
んの
寝覚
(
ねざ
)
めの
空
(
そら
)
老
(
おゆ
)
れば人の
洒落
(
しやれ
)
もさびしきものと
存候
(
ぞんじさふらふ
)
、
僕
(
ぼく
)
昨今
(
さくこん
)
の
境遇
(
きやうぐう
)
にては、
御加勢
(
ごかせい
)
と申す程の事もなりかね
候
(
さふら
)
へども
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
“鷸(シギ科)”の解説
シギ科(シギか、Scolopacidae)はチドリ目に属する科。模式属はヤマシギ属。
なお、シギを意味する漢字には「鷸」(漢:イツ、呉:イチ)や「鴫」があるが、鴫という文字は奈良時代に日本で形成された国字である。
(出典:Wikipedia)
鷸
漢検1級
部首:⿃
23画
“鷸”を含む語句
鷸蚌
山鷸
田鷸
鷸子
鷸翮掻中