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高尾
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たかを
ふりがな文庫
“
高尾
(
たかを
)” の例文
扨
(
さ
)
て、
芬
(
ぷん
)
と
薫
(
かを
)
りの
高
(
たか
)
い
抽斗
(
ひきだし
)
から、
高尾
(
たかを
)
、
薄雲
(
うすぐも
)
と
云
(
い
)
ふ
一粒選
(
ひとつぶえり
)
の
處
(
ところ
)
を
出
(
だ
)
して、ずらりと
並
(
なら
)
べて
見
(
み
)
せると、
件
(
くだん
)
の
少年
(
せうねん
)
鷹揚
(
おうやう
)
に
視
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
たが
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何
(
なん
)
の
商買
(
しようばい
)
などがおありなさらう、そんなのでは
無
(
な
)
いと
言
(
い
)
ひながら
蒲團
(
ふとん
)
の
上
(
うへ
)
に
乘
(
の
)
せて
置
(
お
)
きし
紙入
(
かみい
)
れを
取
(
とり
)
あげて、お
相方
(
あいかた
)
の
高尾
(
たかを
)
にこれをばお
預
(
あづ
)
けなされまし
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
關東
(
かんとう
)
では
日光
(
につこう
)
や
鹽原
(
しほばら
)
、
關西
(
かんさい
)
では
京都
(
きようと
)
の
嵐山
(
あらしやま
)
、
高尾
(
たかを
)
などは
有名
(
ゆうめい
)
なものです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
私が
大礼
(
たいれい
)
に参列するために京都へ立たうとしてゐる時であつた。私の加盟してゐる某社の雑誌が来たので、忙しい中にざつと目を通した。すると仙台に
高尾
(
たかを
)
の
後裔
(
こうえい
)
がゐると云ふ話が出てゐるのを見た。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
で、
高尾
(
たかを
)
、
薄雲
(
うすぐも
)
、
芳野
(
よしの
)
など
云
(
い
)
ふ
絶世
(
ぜつせい
)
の
美人
(
びじん
)
の
身代金
(
みのしろきん
)
、
即
(
すなは
)
ち
人參
(
にんじん
)
一兩
(
いちりやう
)
の
値
(
あたひ
)
は、
名高
(
なだか
)
い
遊女
(
おいらん
)
一人
(
いちにん
)
に
相當
(
さうたう
)
するのであるから、
蓋
(
けだ
)
し
容易
(
ようい
)
なわけのものではない。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
“高尾”で始まる語句
高尾山
高尾塚
高尾考
高尾稲荷