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電雷
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でんらい
ふりがな文庫
“
電雷
(
でんらい
)” の例文
春枝夫人
(
はるえふじん
)
の
嬋娟
(
せんけん
)
たる
姿
(
すがた
)
は
喩
(
たと
)
へば
電雷
(
でんらい
)
風雨
(
ふうう
)
の
空
(
そら
)
に
櫻花
(
わうくわ
)
一瓣
(
いちべん
)
のひら/\と
舞
(
ま
)
ふが
如
(
ごと
)
く、
一兵
(
いつぺい
)
時
(
とき
)
に
傷
(
きづゝ
)
き
倒
(
たを
)
れたるを
介抱
(
かいほう
)
せんとて、
優
(
やさ
)
しく
抱
(
いだ
)
き
上
(
あ
)
げたる
彼女
(
かのぢよ
)
の
雪
(
ゆき
)
の
腕
(
かひな
)
には
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
馬を乗り捨て、また拾い乗ること四度、辛くも
倉亭
(
そうてい
)
まで逃げ走ってきて、味方の残存部隊に合し、ほっとする間もなく、ここへも曹洪、夏侯惇の疾風隊が、
電雷
(
でんらい
)
のごとく突撃してきた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
突然
(
とつぜん
)
船首
(
せんしゆ
)
を
轉廻
(
めぐら
)
すよと
見
(
み
)
る
間
(
ま
)
に、さながら
疾風
(
しつぷう
)
電雷
(
でんらい
)
の
如
(
ごと
)
く
此方
(
こなた
)
に
突進
(
とつしん
)
して
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
物
(
もの
)
の
數
(
かず
)
にも
足
(
た
)
らぬ
海獸
(
かいじう
)
なれど、あれを
敵國
(
てきこく
)
の
艦隊
(
かんたい
)
に
譬
(
たと
)
ふれば
如何
(
いか
)
にと、
電光艇
(
でんくわうてい
)
は
矢庭
(
やにわ
)
に
三尖衝角
(
さんせんしようかく
)
を
運轉
(
うんてん
)
して、
疾風
(
しつぷう
)
電雷
(
でんらい
)
の
如
(
ごと
)
く
突進
(
とつしん
)
すれば、あはれ、
海
(
うみ
)
の
王
(
わう
)
なる
巨鯨
(
きよげい
)
の
五頭
(
ごとう
)
七頭
(
しちとう
)
は
微塵
(
みぢん
)
となつて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
“電”で始まる語句
電燈
電車
電光
電
電鈴
電線
電信柱
電報
電気
電灯