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巨鯨
ふりがな文庫
“巨鯨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょげい
66.7%
きよげい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょげい
(逆引き)
いや、長益と雄利には、
巨鯨
(
きょげい
)
が、春の
潮
(
うしお
)
にのって、水と空の一線へ、
模糊
(
もこ
)
と、かくれて行ったように見えた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今日は、その三重の帆を海鳥の翼のごとく広げ、しかもそれでも足りないで、両舷の
火輪
(
かりん
)
を回して、やや波立っている大洋を、
巨鯨
(
きょげい
)
のごとく走っているのだった。
船医の立場
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
巨鯨(きょげい)の例文をもっと
(2作品)
見る
きよげい
(逆引き)
物
(
もの
)
の
數
(
かず
)
にも
足
(
た
)
らぬ
海獸
(
かいじう
)
なれど、あれを
敵國
(
てきこく
)
の
艦隊
(
かんたい
)
に
譬
(
たと
)
ふれば
如何
(
いか
)
にと、
電光艇
(
でんくわうてい
)
は
矢庭
(
やにわ
)
に
三尖衝角
(
さんせんしようかく
)
を
運轉
(
うんてん
)
して、
疾風
(
しつぷう
)
電雷
(
でんらい
)
の
如
(
ごと
)
く
突進
(
とつしん
)
すれば、あはれ、
海
(
うみ
)
の
王
(
わう
)
なる
巨鯨
(
きよげい
)
の
五頭
(
ごとう
)
七頭
(
しちとう
)
は
微塵
(
みぢん
)
となつて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
巨鯨(きよげい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“巨鯨”の意味
《名詞》
巨鯨(きょげい)
巨大な鯨。
(出典:Wiktionary)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
鯨
常用漢字
中学
部首:⿂
19画
“巨”で始まる語句
巨
巨大
巨人
巨細
巨魁
巨躯
巨勢
巨漢
巨刹
巨石
“巨鯨”のふりがなが多い著者
押川春浪
菊池寛
吉川英治