“海獸”のいろいろな読み方と例文
新字:海獣
読み方割合
かいじう50.0%
かいじゆう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものかずにもらぬ海獸かいじうなれど、あれを敵國てきこく艦隊かんたいたとふれば如何いかにと、電光艇でんくわうてい矢庭やにわ三尖衝角さんせんしようかく運轉うんてんして、疾風しつぷう電雷でんらいごと突進とつしんすれば、あはれ、うみわうなる巨鯨きよげい五頭ごとう七頭しちとう微塵みぢんとなつて
此所ここゑがきたるものの出所しゆつしよは岩磐新地貝塚なるが、其用そのえうおそらくエスキモーの所用しよやうの者とひとしくもりの先にけて海獸かいじゆう大魚たいぎよを打ちむるに在りしならん。類品るゐひん北海道ほくかゐだうレブン島よりも出でたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)