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間近
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まじか
ふりがな文庫
“
間近
(
まじか
)” の例文
これをどうか湯に沸かして茶を拵えて飲んだらよかろうというので、その辺を駈け廻って野馬の糞を集めて来て沸かして居ると十二時
間近
(
まじか
)
になって来た。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
すると
或
(
あ
)
る
時
(
とき
)
、
鎌倉
(
かまくら
)
のある
所
(
ところ
)
に、
能狂言
(
のうきょうげん
)
の
催
(
もよう
)
しがありまして、
親子
(
おやこ
)
三
人
(
にん
)
連
(
つ
)
れでその
見物
(
けんぶつ
)
に
出掛
(
でか
)
けました
折
(
おり
)
、
不図
(
ふと
)
間近
(
まじか
)
の
席
(
せき
)
に
人品
(
じんぴん
)
の
賎
(
いや
)
しからぬ
若者
(
わかもの
)
を
見
(
み
)
かけました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ある
日
(
ひ
)
私
(
わたくし
)
が
御神前
(
ごしんぜん
)
で
深
(
ふか
)
い
深
(
ふか
)
い
統一
(
とういつ
)
に
入
(
はい
)
って
居
(
お
)
りますと、ひょっくり
滝
(
たき
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
さんが、
例
(
れい
)
の
白衣姿
(
びゃくいすがた
)
ですぐ
間近
(
まじか
)
くお
現
(
あら
)
われになり、
斯
(
こ
)
う
仰
(
おお
)
せられるのでございました。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
私
(
わたくし
)
は
前
(
まえ
)
にも
幾度
(
いくたび
)
か
竜体
(
りゅうたい
)
を
目撃
(
もくげき
)
して
居
(
お
)
りますが、この
時
(
とき
)
ほど
間近
(
まじか
)
く
見
(
み
)
、この
時
(
とき
)
ほど
立派
(
りっぱ
)
なお
姿
(
すがた
)
を
拝
(
おが
)
んだことはございませぬ。その
時
(
とき
)
の
光景
(
ありさま
)
はとても
私
(
わたくし
)
の
拙
(
つたな
)
い
言葉
(
ことば
)
で
尽
(
つく
)
すことはできませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“間”で始まる語句
間
間違
間際
間々
間諜
間柄
間隙
間道
間隔
間髪