トップ
>
遺物
>
いぶつ
ふりがな文庫
“
遺物
(
いぶつ
)” の例文
例
(
たと
)
へば
越中
(
えつちゆう
)
氷見
(
ひみ
)
の
大洞穴
(
だいどうけつ
)
の
中
(
なか
)
には、
今
(
いま
)
は
小
(
ちひ
)
さい
社
(
やしろ
)
が
祀
(
まつ
)
られてありますが、その
穴
(
あな
)
の
中
(
なか
)
から
石器時代
(
せつきじだい
)
の
遺物
(
いぶつ
)
がたくさんに
出
(
で
)
て
來
(
き
)
ました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
此故にコロボツクルの食物は如何なる物なりしかとの事を知らんと
欲
(
ほつ
)
せば宜く貝塚を
發掘
(
はつくつ
)
して諸種の
遺物
(
いぶつ
)
に注意すべきなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
既發見
(
きはつけん
)
の
遺物
(
いぶつ
)
だけ
外
(
そと
)
に
持出
(
もちだ
)
し、
跡
(
あと
)
は
明日
(
あす
)
まで
封鎖
(
ふうさ
)
するが
好
(
よ
)
からうと、一
决
(
けつ
)
し、
各新聞記者
(
かくしんぶんきしや
)
及
(
およ
)
び
少數
(
せうすう
)
の
人
(
ひと
)
に
窟内
(
くつない
)
を一
見
(
けん
)
さした
後
(
のち
)
、
余等
(
よら
)
五
人
(
にん
)
は
穴
(
あな
)
から
出
(
で
)
る
事
(
こと
)
にした。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
一同は火薬を
倹約
(
けんやく
)
するために、山田先生の
遺物
(
いぶつ
)
たる飛び
弾
(
だま
)
を、おもに用うることにした、飛び弾というのは、一すじの
縄
(
なわ
)
に二つの石をしばりつけ、これを
走獣
(
そうじゅう
)
に投げつけて
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「
漂流
(
ひょうりゅう
)
して、この島へ流れついたんだよ。やっぱりモンパパ号の
遺物
(
いぶつ
)
なんだろう」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
書
(
か
)
き
物
(
もの
)
があまりなかつたり、またまったくない
古
(
ふる
)
い
時代
(
じだい
)
になりますと、どうしても
遺物
(
いぶつ
)
ばかりで
研究
(
けんきゆう
)
をするほか
方法
(
ほう/\
)
はありません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
余はコロボックルの
遺物
(
いぶつ
)
たる是等の角噐は
實
(
じつ
)
に
浮
(
う
)
き
袋
(
ぶくろ
)
の口として用ゐられしならんと
信
(
しん
)
ずるなり。圖に
示
(
しめ
)
す物は余が西ヶ原に於て
發見
(
はつけん
)
せし所なり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
「アメリカ大陸発見以前の
遺物
(
いぶつ
)
だ」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それからもと
支那
(
しな
)
の
領地
(
りようち
)
であつて、
今
(
いま
)
は
日本
(
につぽん
)
の
一部
(
いちぶ
)
になつた
臺灣
(
たいわん
)
にも
石器時代
(
せつきじだい
)
の
遺物
(
いぶつ
)
が
出
(
で
)
ますが、
支那
(
しな
)
から
出
(
で
)
るものとよく
似
(
に
)
てをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“遺物”の意味
《名詞》
遺物(いぶつ)
以前の時代から残されたもの。
遺跡などから出土したもので比較的小さいもの。
故人の遺品。形見。
忘れ物。遺失物。
(出典:Wiktionary)
“遺物”の解説
遺物(いぶつ)とは、過去の人類が残した土器や石器などの動産的なもの(動かすことのできるもの)の総称である。遺物には人工遺物と自然的遺物がある。さまざまな道具や装飾品のうち、過去より伝わり、現在は使われなくなったもの。
(出典:Wikipedia)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“遺物”で始まる語句
遺物分
遺物筐
遺物中
遺物包含地