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身邊
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しんぺん
ふりがな文庫
“
身邊
(
しんぺん
)” の例文
新字:
身辺
さて私の結婚
後
(
ご
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は、
渦
(
うづ
)
のやうにぐる/\と私どもを
弄
(
もてあそ
)
ばうとしました、今猶
多少
(
たせう
)
の渦はこの
身邊
(
しんぺん
)
を取り
圍
(
かこ
)
みつゝあるけれども
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
……
私
(
わたし
)
の
身邊
(
しんぺん
)
には、
生
(
あい
)
にくそんな
新造
(
しんぞ
)
は
居
(
ゐ
)
ないが、とに
角
(
かく
)
、ふくろにして
不氣味
(
ぶきみ
)
がる。がふくろの
聲
(
こゑ
)
は、そんな
生優
(
なまやさ
)
しいものではない。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『あゝ、
柳川
(
やながは
)
さん、
妾
(
わたくし
)
は、
貴方
(
あなた
)
と
此世
(
このよ
)
で
御目
(
おめ
)
に
掛
(
か
)
からうとは——。』と
言
(
い
)
つたまゝ、
其
(
その
)
美
(
うる
)
はしき
顏
(
かほ
)
は
私
(
わたくし
)
の
身邊
(
しんぺん
)
を
見廻
(
みまは
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
私
(
わたくし
)
は
今
(
いま
)
、
時
(
とき
)
ならぬ
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
を
此
(
この
)
印度洋上
(
インドやうじやう
)
に
認
(
みと
)
め、
特
(
こと
)
に
其
(
その
)
乘組人
(
のりくみにん
)
の
一人
(
ひとり
)
は
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
の
片腕
(
かたうで
)
と
言
(
い
)
はれた
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
であつたので
想
(
かんが
)
へると、
今
(
いま
)
や
孤島
(
こたう
)
の
櫻木君
(
さくらぎくん
)
の
身邊
(
しんぺん
)
には、
何
(
なに
)
か
非常
(
ひじやう
)
の
異變
(
ゐへん
)
が
起
(
おこ
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
邊
部首:⾡
19画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶