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走
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そう
ふりがな文庫
“
走
(
そう
)” の例文
何
(
なん
)
とせん
道
(
みち
)
を
間違
(
まちが
)
へたり
引返
(
ひきかへ
)
してと
復
(
また
)
跡戻
(
あともど
)
り、
大路
(
おほぢ
)
に
出
(
いづ
)
れば
小路
(
こうぢ
)
に
入
(
い
)
らせ
小路
(
こうぢ
)
を
縫
(
ぬひ
)
ては
大路
(
おほぢ
)
に
出
(
い
)
で
走
(
そう
)
幾走
(
いくそう
)
、
轉
(
てん
)
幾轉
(
いくてん
)
、
蹴
(
け
)
立
(
たつ
)
る
雪
(
ゆき
)
に
轍
(
わだち
)
のあと
長
(
なが
)
く
引
(
ひき
)
てめぐり
出
(
いづ
)
れば
又
(
また
)
以前
(
いぜん
)
の
道
(
みち
)
なり
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
小僧
(
こぞう
)
、来い。いまおれのとこのちょうざめの家に
下男
(
げなん
)
がなくて
困
(
こま
)
っているとこだ。ごち
走
(
そう
)
してやるから来い。」
云
(
い
)
ったかと思うとタネリはもうしっかり
犬神
(
いぬがみ
)
に
両足
(
りょうあし
)
をつかまれてちょぼんと立ち
サガレンと八月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
余は是れ
羈旅
(
きりょ
)
の卒、牛馬の
走
(
そう
)
、
初尋寺次逢僧
(
はじめてらをたづねついでそうにあひ
)
、
庭前徘徊
(
ていぜんにはいくわいし
)
、
灯下談話
(
とうかにだんわす
)
、とあるので、羈旅牛馬の二句は在俗の時のことのようにも想われるが、庭前灯下の二句は
何様
(
どう
)
も行脚修業中のこととも想われる。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
“走”を含む語句
御馳走
競走
馳走
一走
帆走
突走
師走
疾走
走馬燈
脱走
奔走
小走
矢走
走狗
須走
快走艇
駛走
石走
走行
逃走
...