“庭前徘徊”の読み方と例文
読み方割合
ていぜんにはいくわいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は是れ羈旅きりょの卒、牛馬のそう初尋寺次逢僧はじめてらをたづねついでそうにあひ庭前徘徊ていぜんにはいくわいし灯下談話とうかにだんわす、とあるので、羈旅牛馬の二句は在俗の時のことのようにも想われるが、庭前灯下の二句は何様どうも行脚修業中のこととも想われる。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)